Linked Driver
Linked Driver は、1つのスライダーで 複数のターゲット を同時に制御する機能。
スライダーに最初に設定されるドライバー(Primary Driver)に加えて、同じスライダーの動きに連動する追加のドライバーを作成できる。1つのスライダーで hide_viewport と hide_render を同時に切り替えたり、複数のノードパラメータを1つのスライダーでまとめて制御したい場合に便利。
ターゲットタイプ
Primary Driver と同様に、3種類のターゲットタイプを選択できる。
| ターゲットタイプ | 説明 |
|---|---|
| Shape Key | メッシュ・カーブ・サーフェスオブジェクトのシェイプキー |
| Custom Property | ボーンのカスタムプロパティ |
| Data Path | 任意のプロパティをデータパスで指定 |
Range(出力範囲)
各 Linked Driver には、Primary Driver とは独立した Range Min / Max を設定できる。
スライダーの位置が Primary Driver の範囲にマッピングされるのと同じ比率で、Linked Driver の範囲にも変換される。
例
Primary の Range が 0〜1、Linked の Range が 10〜20 の場合、スライダーが 50% の位置にあるとき → Primary = 0.5、Linked = 15
Default Output
スライダーがデフォルト位置(レスト位置)にあるときの Linked Driver の出力値。Primary Driver のデフォルト値と Linked の Range から自動的に計算されるため、編集不可(読み取り専用)。
追加・管理の操作
N パネルのスライダーリストで対象スライダーを選択し、🔗 ボタンをクリックすると Manage Linked Drivers ダイアログが開く。追加・編集・削除はすべてこのダイアログ内で行う。
- 上部のリストで既存の Linked Driver を確認・選択
- + ボタン: 新しい Linked Driver を追加
- - ボタン: 選択中の Linked Driver を削除
- リストの項目を選択すると、下部にターゲット設定と Range が表示され、その場で編集可能
- OK を押すと、追加・編集・削除が一括で確定される
既存ドライバーの上書き(Force Overwrite)
ターゲットに既にドライバーが設定されている場合、警告が表示される。
「Overwrite existing driver」チェックボックスを ON にすると、既存のドライバーを削除して Linked Driver に置き換える。
注意
上書きすると既存のドライバーは完全に削除される。意図しないドライバーの消失に注意。
注意事項
- Linked Driver は スライダー専用。ジョイスティックには対応していない
- Primary Driver の Range やデフォルト値を変更すると、Linked Driver の式も自動的に再計算される
- Linked Driver を持つスライダーを削除すると、Linked Driver も一緒に削除される